華為技術日本/SDGsテーマで 晃華学園中高生に出張授業ファーウェイ・ジャパン、朝日新聞社

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SDGsについて説明するGiFTの辰野まどか代表理事=晃華学園で

 華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、株式会社朝日新聞社と共同で、11月下旬から首都圏の中学、高校生を対象にしたSDGs(持続可能な開発目標)の出張授業「デジタルでSDGs! ファーウェイと考える、ミライのセカイ」を始めました。若い世代がSDGsについて理解を深め、一人ひとりが達成に向けた取り組みを始めるきっかけをつくってもらうのが目的です。

 12月15日には晃華学園(東京都調布市)の生徒のうち、参加を希望した中学生・高校生35人が受講しました。一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)の辰野まどか代表理事がSDGsの達成に必要な考え方について話しました。「ゴールしか書かれていない問題集と言われるほど回答方法は人それぞれ。宇宙という地球の外から見れば私たちは『地球志民』。2030年の未来から見た2021年の自分たちを妄想してみましょう。ゴールから今を逆算することが大事」と助言しました。
 

SDGsについて説明するGiFTの辰野まどか代表理事=晃華学園でSDGsについて説明するGiFTの辰野まどか代表理事=晃華学園で

 ファーウェイ・ジャパン パブリック&インダストリアルリレーションシップ部長の郭宇はICT(情報通信技術)をSDGsの実現にどう生かすかをテーマに講演。飛行機や新幹線、水道管など身近なICT活用事例を紹介し、「ICTは第4次産業革命、活用がSDGsを支援する」とまとめました。

 この後、ディスカッションが行われ、生徒から活発に意見と実践が共有されました。「私はNGOと協力してカンボジアの水質浄化に取り組んでいます」「私は企業や大学と協力して空き家問題をどう解決するか考えています」「これまで海外に目を向けてきましたが、地域と協力することも大事とアドバイスをいただきました」。辰野理事は「アイデアだけではなく、先輩から引き継ぐ、企業やNGOとつながるなど仕組みができていることに感銘を受けました」と話しました。

 出張授業は同校以外に、SDGsの学習に取り組んでいる次の学校で開催します(順不同)。
東京女子学園高等学校、都立武蔵高等学校、ドルトン東京学園中等部、和洋九段女子高等学校

 ファーウェイがめざしているのは、あらゆる人、家庭、組織にデジタル化の恩恵を届けることです。世界最高峰のエベレスト(チョモランマ)の山頂部や熱帯のジャングル、アフリカ大陸、北極圏など、さまざまな地域で通信網を整備し「だれ一人、取り残さない」というSDGsの原則を推進しています。日本でも大学生向けICT人材育成プログラムや中学生、高校生向けのICT授業に取り組んでいます。

 ファーウェイ・ジャパンは、高校生がSDGs実現に向けたアイデアやアクションのプランを発表するSDGs Quest みらい甲子園首都圏大会(https://sdgs.ac/)を特別協賛しています。大会に寄せられる高校生たちの提案を通じて、地域や日本がよりよくなればと期待しています。大会の概要は次の通りです。

■日 程 2022年1月10日 プラン提出締め切り
     2022年3月26日 首都圏大会ファイナル
■主 催 SDGs Quest みらい甲子園首都圏大会実行委員会
■共 催 朝日新聞社メディアビジネス局
■後 援 国連広報センター、ジャパンSDGsアクション推進協議会、千葉県、埼玉県、神奈川県、埼玉県教育委員会、神奈川県教育委員会、八王子市教育委員会、横浜市教育委員会、一般財団法人 東京私立中学高等学校協会、JICA東京、JICA横浜

 

 

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